社内の権力闘争に破れてこの不況下に突然失業してしまった草薙雄大は、なかなか決まらない就職に苛立って自堕落な生活に。
ところがオヤジ狩りの被害者となって目を覚まし立ち直ろうとするのだが、妻でキャリアウーマンの鮎美はそんな雄大に「専業主夫」になってと言い出す。
仰天し、混乱する雄大に、今度は放火、そして妻が誘拐されて……
犯人の目的は? どうして俺たちが憎まれる?
社会生活と共稼ぎの問題を、これまであまり書かれなかった切り口で書いた作品です。
一気呵成のノンストップ・サスペンスを味わいながら、ほろ苦く、少し痛く、そしてきっと胸が温かくなるラストへと、読み進んでください。
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